7月14.15(月.火)に、コミュニティ五荘・五荘地区区長会合同視察研修を実施しました。
1日目は、福井県坂井市竹田地区で、一般社団法人竹田文化共栄会の大川代表理事より「小さな里山の大きな挑戦」のお話をお聞きしました。竹田地区は4つの集落で構成されており、少子高齢化と過疎化が進み小学校はH22年に休校、H26年3月に廃校となり136年の歴史に幕を下ろしました。H25年に一般社団法人へ移行され、福井県や坂井市より各種施設の委託管理を受託され、その一つが廃校を利用した農村体験型施設「ちくちくぼんぼん」で、施設を見学させていただきました。竹田地区全戸が加入し地区の暮らしを支える団体へ、新たな「むらづくり」に向け「竹田地区を元気にしていこう!」をスローガンに ‟ 次世代に誇れる竹田地区 ” を目指し邁進されています。
2日目は、石川県七尾市石崎地区コミュニティセンターで、石崎地区まちづくり協議会の大松会長より「令和6年能登半島地震から1年半自主避難所から何を学んだか」実際に地震発災時の様子からその後、現在までの貴重なお話をお聞きしました。センターの周りも歩道が未整備だったり、近隣にはブルーシートがかかっている家屋も多く、電柱がななめになっていたり道路わきの歩道もガタガタのままの所が随所に見られました。
また、「道の駅のと千里浜」でも防災拠点としてのお話のお聞きしました。
今回の視察研修で、すべてに共通するキーワードは「つながり」でした。人と人が普段からつながりをもっていたからこそ災害時には助け合うことができて強い力となっています。また、次世代につなぐ気持ちがあるからこそ、普段から地域を大切に考えることができているのだと改めて気づかせていただきました。
‟ 伝統 をつなぎ 人をつなぎ 地域がつながる ” 貴重な視察研修となりました。







